私は人間関係において、仕事の場所でどこに行っても対人関係に悩み、常にうまくいかない関係の人がいます。
『課題の分離』とは、悩みの原因となる課題が自分自身にあるのか、それとも他者にあるのかを分けて考えるという、アドラー心理学でも重要な考え方の1つ。
分かりやすくいうと、その悩みが自分でコントロール出来るものか、それとも他者のコントロールにあるのかを分けるということ。
人間関係のトラブルが起きたときに、それは自分の課題なのか、他人の課題なのかを分けて考える。
お互いに相手の課題に踏み込まないようにする。
他者が自分を認めるかどうかは他者の課題であり、自分にはどうすることも出来ない。
『課題の分離』を実践するときのポイントは、自分の課題を優先すること。
お互いが関わらないようにするということではなく、依存したり他者のせいにしたりしない、尊厳のある関係を構築する。
『課題の分離』を行い、正しい判断基準を持つことでストレスを減らすことが出来る。
大事なのは誰にどう思われるかではなく「自分らしく在ること」「嫌われることに恐れない」。自分が今すべきことが明確になれば、不安になることもありません。